シャトーヴィジット② mas FOULAQUIER
モンペリエから約50分(車で)
ラングドック地方にある
PIC SAINTーLOUP ピクサンルー
mas FOULAQUIER という小さなワインシャトーに行ってきました
ピクサンルーとは
聖なる とか 尖った オオカミ という意味だそうです
昔この地方は本当にオオカミが沢山住んでいたと聞きました
今は 聖なるブドウの木 というぐらい
周りはブドウ畑です
初めてのシャトーヴィジット、、見渡す限りのブドウ畑
軽くテンションあがりました お天気も最高に良い日でドライブも気持ちがいい
迎えてくれたのは前回ブログで紹介した
おばあちゃん 笑顔の素敵な人です
今回 私たちを案内してくれた
Adrenさん ここは工場というより
大きめのワイン農家って感じのワイナリーです
小さい農園だから始めから最後まで色々できると言ってたのが
印象的だったAdrenさん
1990年 建築の仕事をしていたオーナーのPiere さんが
農業組合でワイン作りを始めて 9年後
お金がたまったので夢であったワイナリーを購入して
ワイン作りを始めました
ココはすべて
ビオデナミ 月の満ち欠けに合わせてブドウを栽培するビオ栽培です
シラー・グルナッシュ・カリニャン という三品種を栽培
収穫したブドウから枝・葉っぱ石などを取り除き
破砕後 房ごと
上に写真にあるコンクリートのタンクに入れ
アルコール発酵・マセラシオン (かもし)をします
ブドウから色素を重点的に抽出します
この時に炭酸ガスなどが発生して
温度が上がりすぎたりするのですが
その時このステンレス製の機械を使って
温度を下げたり調節します
タンクの中では
上にブドウの房、皮などが浮いています
下からブドウのジュースを取り出しもう一度上から入れて
という作業を20日間ほど繰り返して
よりブドウからエキスをたっぷり抽出します
その後
圧搾 固体と液体を分け(プレシュラージュ)
その後固体を圧搾してもう一のジュースを絞ります
3割をオーク材の樽に移して1年~一年半寝かして
残りはステンレスの樽で熟成させます
この割合がこの後回るシャートーで見色々で面白かったです
それらを檻引きして瓶詰めします
ココで作られるワイン4種類です
1本は日本に入ってきているので
購入はせず
ロゼ、赤2種を購入してきました
ロゼは濃くしっかりとしたロゼで柔らかい飲み口で
とても美味しいワインです
赤2種もシラーとグルナッシュの特徴がしっかり表現され
酸味の少ないコクのあるワインです
黒スグリ ドライいちじく プラム のような 香りと味がしました
これは少し到着するのに時間がかかりますが
楽しみにしてください
美味しいワインです
前回書いたおばあちゃんがプレゼントしてくれた
シラーというブドウのドライ
なかなかお目にかかれないものです
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